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この記事は、リハビリ職場で役職に就く方法を【10選】紹介する記事となります。
- 役職に就いて給料アップを目指したい
- 役職に就く方法を知りたい
との問題を解決していきます。
リハビリ職は年々増加傾向であり、職場もリハビリ職で飽和状態となりつつあります。
151,602名(平成29年3月) ← 58,647(平成19年3月)
PT-OT-ST.NET 理学療法士国家試験合格者累計
10年前と比べると、258%増加(10年間で)しています。
その結果、特に若いセラピストが多く、職場での役職の競争率が高くなり、役職に就くのは以前より困難となっています。
絶対的に「これをやれば役職に就ける」ことはありませんが、私自身は2箇所の職場で役職を経験しており、その「経験」と「傾向」について報告したいと思います。
この記事を読んだ後には、
- 具体的な行動が理解できたので、明日から実践してみよう!
- 地道に実績を積み上げる事で、他人に評価されるんだ!
と理解できるようになります。
すぐに結果として現れないのが難点ではありますが、継続して行動すると上長は評価してくれる様になります。
役職に就くための方法【10選】
職場の役職に就けるための方法を【10選】紹介していきます。
10選もできる気がしないです・・・
なんて、声が聞こえますが、初めから10選をやる必要はないです。
理由としては、「すぐに結果として現れない」からです。
なので、
「出来そうな内容」を「自分のペース」で行いましょう!!
地道に行うことをオススメします。
また、職場の雰囲気や立場から、
「出来る内容」と「出来ない内容」があります
特に、後から項目として出来てきますが、「学会発表を行う」項目は、職場によっては、推奨されていない場合があるので、注意しましょう。
職場の利益を上げる(単位数や加算などを意識する)
職場の利益を考えて、単位数や加算などを算定できるように考えてみましょう。
上長は、常に「収入」を考えています。ほとんどの施設で、収入を報告する事があります。
よくよく考えてみると、
施設も「お金」がないと成り立ちません
私たちの給料は、当たり前ですが、施設から支給されています。
もっと砕いた言い方だと、「施設からマンマ(ご飯)を食べさせてもらっている」状態ですね。
なので、
施設の利益を考えるのは、当然なのです
だって、施設が破綻したら困りますよね。
この管理を「上長」が行っています。
その一助を担うことができれば、きっと上長からの評価が上がるはずです。
職場の行事に参加する(他職種との繋がりが強化される)
職場の行事があれば、積極的に参加してみましょう!!
そうすれば、リハ科だけではなくて、他職種との関わりが増えます。むしろリハ科のスタッフより仲良くなります。
施設により行事は異なりますが、
- 委員会
- 他職種を交えた勉強会等(他職種主催)
- 旅行(個人病院などで多いです)
などがあります。
特にオススメなのが、「他職種を交えた勉強会等」に参加することです。主催がリハ科以外なら、効果的です。
他職種と仲良くしていると、仕事もしやすくなりますし、「いざ」というときに役に立ちます!!
これで、上長からは、
他職種とも仲が良くて、「社交的」なんだ
と評価されます。
ただ、注意したいのは、戦略的に行わないことです。可能であれば、「心から」他職種には接していきましょう。でないと、「裏があるなぁ」など感づかれますよ!!
臨床能力を上げる(患者さんのADL向上につながる)
患者さんのADL向上につながる為の、臨床能力を上げましょう!!リハビリ職にとっては必須項目でもありますね。
実は、「利用者さん」から評価されるだけでなく、「病院」としても評価される様になります。
- 利用者さんのADLが向上して、自宅に帰れる様になった
- 足の筋力が向上して、立つ動作が楽になった
- 手が上がる様になって、櫛を利用することができる様になった
- 安全に食事ができる様になった
特に、施設によっては、「自宅復帰率」が重要となるので、利用者さんが「自宅へ帰ることができる」様になれば、病院としても評価が上がります。
さらに、施設として「退院後アンケート」があるケースがあります。
そこで、利用者さんに、
入院中のリハビリが良かったら、退院後アンケートに記載してもらえたら、一番嬉しいです
など、アピールするとより効果的です。
上長からは、
利用者さんへのリハビリも、しっかりと行っていたんだな
と評価されます。
学会発表を行う(他施設や養成校の評判が良くなる)
施設として学会発表が可能であれば、積極的に学会発表を行いましょう!!
大学は「学術」には敏感で、学会には積極的に参加しています。教授などは、論文の「数」や「質」が評価されます。
なので、良い施設の一つの基準として、「学術」があります。
なので、養成校の先生からは、
「学術に力を入れていて、活力のある施設だな」
と評価されます。
そうなれば、養成校からは「良い人材」を紹介してもらえるようになります。
上長からは、
人材に困ることはなく、感謝されるようになります
このように評価されます。
上長の手伝いを行う(上長の仕事が理解できる)
大変ですが、上長の仕事を積極的に行いましょう!!
そうすれば、上長の仕事が理解できるようになります。
ただ、物理的に仕事量が増えるので、
体力的にも、精神的にも、負担が増えます
個人的には、オススメですが、個人の能力と相談して決めましょう。
ちなみに、少し職場にも慣れて、時間的にもプライベートも充実している時に、するのが良いです。
そうすれば、
役職に就けば、このような仕事をするんだなぁ
と、役職に就く「準備」ができるようになります。
また、上長もすごく「助かる」ので、評価も上がります!!
部下の教育を行う(部下からの信頼が上がる)
部下への積極的な教育を行いましょう!!
意外と、部下は上長へのアドバイスを期待しています。
新人だった頃を思い出してください。
- 臨床に自信がなくて、そもそもどうすれば良いのか分からない
- 初めての疾患なので、今後どのような回復を辿るのかが、分からない
- このリハビリで合っているのか、周りの目が気になる
など、心配事が多かったと思います。
まずは、後輩に「声をかける」から行ってみましょう!!
助けを求めていれば、後輩から話しかけてくれるはずです。
その、アドバイスを続けることで、
後輩からの信頼度アップ
が見込めます。
と同時に、自分自身の「無力さ」を痛感します。皆が通る道なので、気にせず突き進みましょう!!
臨床実習生の指導を行う(指導能力が上がる)
臨床実習生の指導のチャンスがあれば、手を挙げて行いましょう!!
「ケースバイザー」「スーパーバイザー」どちらもチャレンジしましょう。
施設としては、臨床実習生を受けるケースが多いです。
その理由として、
- 養成校として必須項目であり、恩師からお願いされている
- 指導料や施設料が病院の利益となる
- 人材確保のため
などがあり、施設により若干異なりますが、概ねこのような理由となります。
そこで、積極的に臨床実習生を担当する方は、施設にとって貴重な存在(大半のセラピストは嫌がります)となります。
また、臨床実習生を指導が出来る、期待な体験ができるので、実はオススメなのです。
臨床実習生を指導すれば、
指導力がアップ
が期待できます。
こちらも、「部下の指導」と同様に、大変ですが、オススメです。
勉強会に参加する(知識の向上)
リハビリテーションの知識向上のために、勉強会へ参加しましょう。
リハビリ職には必須項目となります。
今は、オンラインセミナーが普及しているので、自宅で「いつでも」「どこでも」「何度でも」視聴ができます。
オンラインセミナーのオススメは、
リハノメ
です。
リハノメは、リハビリ職のために作られたオンラインセミナーなので、困った時にはいつでも勉強できるので、オススメです。
リハノメの詳細を知りたい方はこちら。
上長となるためには、後輩から色々と聞かれるので、役職に就くには、
基本的な知識
は必須項目となります。
学術大会に参加する(最新の知見)
最新の知見を学習するために、学会に参加してみましょう。
論文とは違って、最新の情報が手に入りやすいので、視野が広がります。
オススメな学会は、
日本リハビリテーション医学会
です。リハビリテーションに携わっている方が対象なので、大きな学会となります。
また、リハビリ医師が多数発表しているので、医師の目線で聴講でき、本当に貴重です。
あと、最新の知見の情報が得られるので、上長からは、
最新のトレンドを、よく知っている
と評価されるようになります。
誰もしたくない仕事をする(周りからの評価)
誰もやりたがらない仕事を、積極的に受け入れましょう!!
いわゆる「雑務」となりますが、周りからの評価は高くなります。
雑務が効率良くなると、
施設として大切に扱われます
ただ、やりすぎると「都合が良い人」にもなる可能性があるので、何事もバランスが重要ですね。
必要とされる人材となるので、実は個人の「満足度」としても高くなります。オススメですよ!!
役職は「手当て」で給料が上がるので、積極的に狙っていきましょう!!
役職に就くと、基本給とは別で「手当て」として収入が上がります。
なので、積極的に狙っていきましょう!!
手当ての金額は施設によって異なりますが、私自身の経験からは
- 科長:7万円
- 副科長:5万円
- 主任:3万円
- 副主任:1万円
- リーダー(チーフ):5千円
※:毎月の金額
このようなイメージです。
科長クラスであれば、年間「84万円」手当てがつくので、大きいですよね。
積極的に狙わない理由がないくらいです。
まとめ:地道に経験値を上げれば、評価される様になるので、継続して活動しましょう!!
役職に就くための【10選】を紹介しました。
すぐに効果として現れないですが、地道に経験値を積めば、上長から評価れるようになるので、継続して活動をオススメします。
給料の上げ方は、役職以外にも実はたくさんあります。
まずは、この記事を読んで、基本的な給料の上げ方を、学習していただければと思います。→「給料の上げ方をベテランなリハビリ職が解説!!自分に合った方法を見つけよう!!」
リハビリ職は副業もオススメしています。副業に興味があれば、こちらの記事もどうぞ。→「リハビリ職の副業はマスト!!収入を増やして幸福度を高めよう!!」
この記事は、これで以上となります。
役職に就くための「一歩」として、参考にしていただければと思います。
管理人 ラフィト
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