訪問リハビリは経験がないと不安?脳卒中と骨折の知識をインプット!【理学・作業・言語】

副業

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この記事は、リハビリ経験が浅いセラピストに対して、訪問リハビリは「脳卒中」と「骨折」の疾患が多いので、脳卒中と骨折の知識・技術があれば、副業にチャレンジしてみようという記事です。

  • 訪問リハビリの副業に興味はあるけど、どんな知識・技術が必要なのかわかりません・・・
  • リハビリ経験が浅いですが、訪問リハビリの副業は大丈夫でしょうか?

などの疑問を解決していきます。

訪問リハビリの副業に興味はあるけど、訪問リハビリをやったことがなく、イメージできない方は多いのではないでしょうか??

私自身は、リハビリ資格を取得して1年目に訪問リハビリを経験し、1年目から公用車に乗り、利用者様の自宅へ訪問し、リハビリテーションをしていたのを、懐かしく感じます。

訪問リハビリは自宅だけではなく、刑務所にも行っていました。当時の私はびっくりです(悪いことはしてないです)。

この記事を読んでもらうと、

  • 訪問リハビリは知識や技術が高くないと出来ないと思っていたけど、疾患はオーソドックスなので、私でもできるかも・・・
  • リハビリ経験は浅いけど、訪問リハビリの副業にチャレンジしてみよう!!

と訪問リハビリの考え方が変わり、副業の敷居が低くなります。

厚生労働省のデータからも、訪問リハビリテーションが必要となった原因の傷病として、「脳卒中」「骨折」が多く報告があります

これからの時代は、後期高齢者が多くなり、脳卒中や骨折が多くなるので、利用者様のADL回復のためにも、訪問リハビリテーションは必須な時代となります。

利用者様に必要なリハビリが、副業になるので、本当にやりがいを感じられるリハビリです!

訪問リハビリの疾患は、「脳卒中」と「骨折」が圧倒的に多い

訪問リハビリテーションが必要となった原因の疾患は、「脳卒中」と「骨折」が多いです。

522名を対象として、割合を出した結果は、

第1位:脳卒中 31.4%

第2位:骨折 26.6%

第3位:廃用症候群 18.4%

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

であり、「脳卒中」と「骨折」が圧倒的に多いです。

その他の疾患は次の通りです。

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

「関節症・骨粗鬆症」「脊椎・脊髄障害」なども多いですね。

なので、訪問リハビリの疾患は、「脳卒中」や「骨折」が多いので、

疾患に関しては、「よく対応する疾患」なので、特殊な知識・技術の必要性は低いです

むしろ、進行性の神経疾患は3.3%なので、訪問リハビリテーションを行うことは、稀になります。

訪問リハビリの要介護度割合は、要介護2が23.5%と多い

訪問リハビリテーションの要介護度の割合は、要介護2が23.5%となります。

要介護度別では、

第1位:要介護2 23.5%

第2位(同率):要介護1・要介護3 16.6%

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

であり、要介護2の方が、訪問リハビリでは多いです。

その他の介護度は以下の通りです。赤く囲っている部分に注目してください。

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

7割以上の方は、要介護度2以上の方が対象となります。

つまり、

ADLに一部または全てに、介助を必要としている方が、対象となります

ADL改善を目指せるように、リハビリテーションが必要となりそうですね。

訪問リハビリの効果は、約4割の方に改善あり

訪問リハビリテーションの開始から6ヶ月後のADL(Barthel Index)は、約4割改善します。

ADLがどれくらい、良くなっているのかというと、

BIが15点以上:14%

BIが10点:9%

BIが5点:19%

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

となります。BIが15点以上改善する場合があるのは、少し驚きますよね。

次は、「変化なし」または「悪化した」方はいるのか気になるかと、思います。下のグラフを確認してみてください。

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

4つの棒グラフがありますが、今回は、一番うえの棒グラフの「全体 N=521」だけをみてください。

さらに、左右2つの棒グラフがありますが、右の棒グラフが「利用開始から6ヶ月後におけるADLの点数変化」であり、改善した割合をそれぞれ記載してあります。

そこから読み取ると、

訪問リハビリで、「改善した方」は、約4割

訪問リハビリで、「変化なし」の方は、約5割

訪問リハビリで、「悪化した方」は、約1割

となります。

訪問リハビリで、悪化した方もいますが、これは、「年齢」や「進行性の神経疾患」などの影響もありそうですね。

訪問リハビリの請求事業者は、年々増えている

訪問リハビリテーションの事業者は、年々増加傾向であります。

平成30年から平成31年にかけて、約500事業所の増加

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

がありました。

これは、高齢化社会の影響による、訪問リハビリテーション需要の増大な印象があります。

また、年度別の訪問リハビリの請求事業者の推移はこちら、

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

平成19年から平成31年の年次推移ですが、訪問リハビリ事業所が年々増加傾向となっています。

なので、

訪問リハビリテーションを必要としている方が多い

ということになります。

なので、リハビリの副業を検討している方は、訪問リハビリテーションを検討してみてはいかがでしょうか?

たとえ、経験が浅くても、必要としている方へリハビリテーションを提供したい、強い気持ちがあれば経験してみるのをオススメします。

だけど、訪問リハビリテーションが必要な事業所がわからないよって方には、「リハビリ専用の転職サイト」へ登録してみてください。

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呼吸不全や進行性の神経疾患の利用者様は、一定数いるので知識や技術も必要

訪問リハビリテーションの利用者様は、「脳卒中」「骨折」が多いのですが、「呼吸不全」「進行性の神経疾患」の利用者様も一定数います。

522名の内に、「呼吸不全」「進行性の神経疾患」の利用者様の割合は、

吸不全:3.6%(19名)

進行性の神経疾患:3.3%(17名)

第140回社会保障審議会介護給付費分科会資料 2017

であり、訪問リハビリテーションで担当になることも、十分にあります。

詳細な内訳はこちらをご覧ください↓

利用者様の傷病は「脳卒中」「骨折」が多いですが、内科的な疾患もあり、全般的な知識や技術が求められるも事実としてあります。

ただ、知識がないから「立ち止まって行動しない」状態だと、訪問リハビリテーションが必要な方に、いつまで経っても提供できません

なので、それを解決するためには、自身が知識・技術を習得して、自己研鑽をすることをオススメします。

リハビリ職の知識や技術を習得するには、どうすればいい?

という疑問には、オンラインセミナーが良いですよ。

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リハビリ職のオンラインセミナーはいくつかあり、自分自身にあったセミナーを選びましょう。こちらの記事をご確認ください「リハビリのオンラインセミナーの比較【7選】自分に合ったセミナーを選ぼう!!

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まとめ:訪問リハビリは「脳卒中」「骨折」の利用者様が多いので、経験が浅いセラピストも副業にチャレンジしよう!!

訪問リハビリの利用者様は、「脳卒中」「骨折」が多いので、経験が浅いセラピストも十分に戦力となります。

訪問リハビリテーションが必要な利用者様が多いので、少しでも副業でチャレンジしてみよう!!と考えている方には、一歩踏み出してみてください。

ただ、「呼吸不全」「進行性の神経疾患」の利用者様も存在するので、ある程度の知識や技術が必要な時もあります。

その時は、オンラインセミナーで自己研鑽をして、不十分な知識や技術を補いましょう!!

やっぱり訪問リハビリは敷居が高いなっと思われた方は、リハビリ職ではない副業を紹介しているので、一度みてください「「リハビリ職ではない?」オススメ副業3選 リハビリ職以外で見つけよう!!

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この記事は、これで以上となります。

訪問リハビリテーションを必要としている方へ提供できるように、知識や技術を身につけましょうね。お互いに。

管理人 ラフィト

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