【退職】円満退職できる?退職までの流れを紹介(リハビリ職)

転職

現在のページのリンクには、「広告」が含まれておりますので、ご理解いただいた上でご覧ください。

この記事は、特にリハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が、円満退職で職場を辞める為の、一連の流れを紹介する記事となります。

このような方が参考になる記事となります。

  • リハビリ職の、職場の辞め方が、わからない方
  • 退職する予定があり、参考にしたい方

上記の方は、参考になる記事となっているので、拝見してみて下さい。

医療職全般ですが、リハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の職場は、一般社会と比べるとかなり特殊です。一昔前の考え方が、今も残っている病院や施設が多く、「有給」「残業」「上下関係」などの問題が多くあります。

なので、一般社会と比べると、リハビリ職の職場での、円満退職の流れは少し異なります。

私自身も、多くの退職者を近くで見てきて、「上手に退職する方」と、「そうでない退職する方」の両方を多く見てきました。上手に退職する方は、みんなが気持ちよく送り出すことができるので、本当に円満退職は、双方にとって重要だと感じます。

この記事を読んでもらうと、

  • 職場を退職までの、イメージができました
  • 退職する決心がつきました
  • 円満退職に向けて、行動してみます

など、気持ちが前向きとなり、円満退職を目指す、心構えができるようになります。

みなさんが思っているより、リハビリ職は狭い業種です。現在の上司が、転職先の方に対して「あんたの職員が、うちの病院へ面接に来たよ」などと会話することがあり、他施設のスタッフと繋がっている事は多いです。

なので、現職場に迷惑をかけないように行動できるよう、出来るだけ円満退職を目指しましょう。

退職4ヶ月以前

退職4ヶ月以前の行動です。意外と考えることが多いので、大変な時期です。

  • 職場を辞める理由
  • 「転職」or「無職」

職場を辞める理由と、「転職」か「無職」かを考えます。

職場を辞める理由は、ネガティブよりポジティブな理由が好まれます。

「転職」か「無職」は、リハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)自体の魅力貯蓄により、状況が変わりそうです。

もし、ここで、「転職」しか選択はないです!!という方は、リハビリ職でよかったと本当に思います。

リハビリ職は、人材不足なので、他施設から欲しい人材となっており、転職専用の企業が沢山あります。

転職専用の企業に登録すると、転職までのサポート(給料などの交渉)があるので、安心です。もし、興味があれば、まずは1社だけでも登録(完全無料)しても損はありません。

登録するまで、もう少し具体的に知りたいよって方は、こちらの記事をご覧ください。

職場を辞める理由、を考える

職場を辞める理由を考えます。重要なのは1点のみです。

  • ポジティブ(前向き)な回答をする

具体的には、「今までの経験を活かして〇〇へ挑戦してみたい」「以前から研究に興味があり、研究の先端である〇〇へ検討しています」など、今までの経験やスキルを活かして、次へステップアップを目指すとの回答がベストです。

一方、ネガティブな回答(給料や人間関係)であれば、上司から改善案を持ち込まれ、職場を辞めないように交渉される場合が多いからです。

「転職」か「無職」、を考える

転職するか、無職になるかを考えます。職場を辞める理由にもよりますが、考え方としては、以下の2点です。

  • リハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が、好き嫌い
  • 貯蓄の有無

リハビリ職が、好きであれば、そのまま次の職場を探して転職をオススメします。せっかくなので、今の条件より良い条件で転職をしたい!!という方には、転職をサポートする企業があるので、一度相談(完全無料)してみてはいかがでしょうか。

一方、貯蓄があり、少し休みたいなと考えている方は「無職」を選択しても良いですね。

ただし、今まで会社が行っていたこと(保険や税金など)を、個人で行わないといけないので、注意が必要です。

退職3ヶ月前

退職3ヶ月前の行動です。精神的なストレスが高くなりますが、決断力が必要となり、断固たる決意を持って行動しましょう。

  • 直属の上司へ報告
  • 部長(科長)へ報告
  • 退職届を作成・提出
  • 退職月の公休や有給消化を相談

大きくは2点です。職場を辞める事の報告と、退職月の公休や有休消化の相談、の2点となります。

上司へ報告するまでは、本当に精神的ストレスは大きくなりますが、報告さえ終われば、あとは「流れ作業」です。

もし、この時点で「上司へ報告すること自体がストレスでどうにかなりそうです!!」という方には、退職代行サービスがあります。少しお金が必要となりますが、一度相談してみてはいかがでしょうか。

退職代行サービスってなに?と思う方は多いと思います。もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

直属の上司へ報告

職場の雰囲気によりますが、まずは、直属の上司へ報告しましょう。

  • チームリーダー
  • 教育指導者
  • 主任

これは、上司の方が部長(科長)と親しいので、アポイントのタイミング事前に辞める事を伝えてくれることで、その後の部長(科長)への報告がスムーズに行きやすいからです。

ただし、そもそも直属の上司と親しくない関係性であれば、直接部長(科長)へ報告しましょう。

部長(科長)へ報告

直属の上司へ報告したら、次は部長(科長)へ報告しましょう。まずは、すぐに報告するのではなくアポイントをとりましょう。順序としては、以下の通りです。

  1. 部長(科長)少しよろしいでしょうか?(今話していいか聞く)
  2. 私用の件で、お話ししたいことがあるのですが、都合の良い時間帯はいつ頃ですか?(ゆっくり話したい雰囲気を作る)
  3. ありがとうございます。それでは、その時間帯にお伺いします。(改めてお礼を伝える)

その後は、部長(科長)に会い、職場を辞める理由を直接口頭で伝えましょう。出来れば「ポジティブ」な理由を考えて、伝えるのが良いです。

退職届を作成・提出

部長(科長)へ報告して、退職を認知されたら、退職届を作成・提出しましょう。

  • 施設により、書式は様々です

なので、退職を認知された段階で、直属の上司などに聞いて、退職届の書類を準備しましょう。

直属の上司へ、退職月の公休や有給を相談

あと、直属の上司へ、退職月の公休(希望休)や有給消化の相談をしましょう。

  • 今の時代は、有給消化を行いやすい職場となっています

自分自身のライフスタイルは重要です。積極的に希望の休みや有給を取得するように、行動してみましょう。

ただし、職場の雰囲気によりますが、有給消化を「よし!!」としない職場もあります。なので、先輩セラピストに聞いて、今までの風土から、大きく外れることがないように、調整してみましょう。

それでも、「有給取得できないのは納得できない!!」と強く思う場合は、退職代行サービスのある会社に相談してみましょう。

退職2ヶ月前

退職2ヶ月前の行動です。あとは、考えることは少なく流れ作業となります。

  • 関係部署へ報告
  • 引き継ぎ業務を行う

退職2ヶ月前の行動は、本当に少ないです。

経験年数が少ないセラピストであれば、仕事内容が「臨床のみ」の場合が多いので、引き継ぎ業務はほとんどない場合もあります。

経験年数が高いセラピストであれば、他職種への繋がりが多くなり、また仕事内容が多岐に渡るの場合が多いので、しっかりと行いましょう。

関係部署へ報告

退職が決定後、しばらくしたら、関係部署への報告を行います。

  • コメディカル
  • 医師(関係が深い)
  • 事務(総務や経理、広報など)
  • 法人内の関係者
  • 業者

施設によっては、関係部署への報告は早い(時期)と考えがあるので、大々的に関係部署へ報告するのであれば、部長(科長)の許可が必要となります。

水面下で関係部署へ報告するのであれば、部長(科長)の許可はいらないですが、このような情報は広がるのが早いので、必要最低限の方への報告で留めておきましょう。

引き継ぎ業務を行う

今まで行ってきた内容の、引き継ぎ業務を行います。

  • 臨床
  • 教育
  • 研究
  • 雑務
  • 業者

上記への引き継ぎ業務をそれぞれ行います。人によって業務内容が異なりますが、次の方が安全・安心で業務がきるように行います。

特に大変な作業は、「誰に」引き継ぎをするかです。上司と相談しながら決めたほうが良いです。

退職1ヶ月前

退職1ヶ月前の行動です。事務的な処理が中心となる時期です。ここまでこれば退職まであと一歩です。

  • 必要書類、ロッカー整理、郵便物を確認
  • 利用者様への報告(担当)

身の回りの整理を中心に行います。

あと、利用者様への報告は、施設により時期が異なりますので、上司へ一度確認してみましょう。

退職前日まで、必要書類、ロッカー、郵便物を確認

退職前日までに、必要書類、ロッカー整理、郵便物などを確認しましょう。

  • 退職日までに用意しておく書類(事務への提出書類)
  • ロッカーの掃除
  • 協会などからの郵便物(送り先の変更)

事務手続きは、意外と多い場合があるので、再度確認しておきましょう。

あと、退職者に多いのが、郵便物が退職後も届くことがあるので、施設へ迷惑かけないように、送り先の変更をしていきましょう。

利用者様へ報告(職場で時期が異なる場合あり)

担当している利用者様への報告を行います。ただし、

  • 職場によって時期が異なるので、上長へ確認してみましょう

なので、退職日1ヶ月前には、上長へ確認して、担当している利用者様への報告時期を相談しましょう。

退職当日

退職当日の行動です。あとは事故なく1日過ごすことに集中しましょう。

  • お世話になった部署へのお礼まわり(余裕があれば菓子を配る)
  • 会社から書類を受け取る(渡す)

退職当日は、意外と忙しいのと、持ち帰る物が多いので、大きめの紙袋など用意しておいた方が良いです。

お世話になった部署へお礼まわり(菓子を配る)

お世話になった部署へのお礼まわりを行いましょう。

  • お礼と共に、お菓子を手渡すと良いです

ほとんどの退職者が行っている、お菓子配りですが、自分自身がどうしたいか、によるものなので、絶対にしなければいけない事ではないです。なので、本当にお世話になった方や部署に、お礼と共にお菓子を渡しましょう。

会社から受け取る(離職届、雇用保険被保険者証、源泉徴収票、年金手帳)

病院や施設から、書類等を受け取りましょう

  • 離職届(無職の場合)
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉聴取票
  • 年金手帳

病院や施設、退職後の状況によるので、少しでも不満や不安なことがあれば、事務に相談してみましょう。事務の方は、退職者の対応に長けているので、よく理解しています。

退職後

退職後の行動です。「転職」か「無職」により異なってきます。

  • 転職(職場を辞めた翌月から働く)
  • 無職(職場を辞めた翌月から無職)

特に、職場を辞めた翌月から無職になる場合は、手続き等が必要となるので注意が必要です。

保険・税金・年金を確認

職場を辞めた翌月から無職となる場合は、保険・税金・年金を確認しましょう。

  • 今まで会社がやってたことを、自分自身でやらないといけない

実は、保険・税金・年金などの手続きは、すべて会社がやってたことなので、無職となった時点で自分自身でやらなければいけません

特に医療保険は、すぐに手続きを行わないと、病気や怪我で病院に行くと、全額実費となるので、早急に対応しておきましょう。

あと、無職の場合、失業制度が利用できる場合があるので、併せてこちらの記事も確認しておいてください。

退職後の保険・税金・年金関係の記事はこちらとなります。

まとめ:円満退職には準備が必要!!流れが理解できれば、あとは作業です

リハビリ職の円満退職には4ヶ月以上の準備が必要ですが、流れが理解できれば、あとは行動と決意だけなので、国家試験よりは簡単です😆

今回のまとめた記事はこちらとなります。

  • 退職4ヶ月以前
    • 職場を辞める理由、を考える
    • 「転職」か「無職」、を考える
  • 退職3ヶ月前
    • 直属の上司へ報告
    • 部長(科長)へ報告
    • 退職届を作成・提出
    • 直属の上司へ、退職月の高給や有給を相談
  • 退職2ヶ月前
    • 関係部署へ報告
    • 引き継ぎ業務を行う
  • 退職1ヶ月前
    • 退職前日まで、必要書類、ロッカー、郵便物を確認
    • 利用者様へ報告(職場で時期が異なる場合あり)
  • 退職当日
    • お世話になった部署へお礼まわり(菓子を配る)
    • 会社から受け取る(離職届、雇用保険被保険者証、源泉徴収票、年金手帳)
  • 退職後
    • 保険・税金・年金を確認

以上となります。

誰だって円満退職を望んでいるはずです。ただ、折り合いがつかない上司や部下などの原因で、退職するとなると、そうはいかない物ですよね😩

そんな時は、「親しい友人」「恋人」「家族」に本音を話して、相談してみてはいかがでしょうか。

これで、この記事は以上となります。

辞めたい時は、辞めどきかと。辞めるなら綺麗に辞める努力をしてみましょう!!

管理人 ラフィト

コメント

タイトルとURLをコピーしました